願い事。死にゆく人を見送る本を読んで
もしも、神様にひとつだけ願いを叶えてもらえるとしたら、
いろいろ考えるけど、私はたぶんこういうお願いをします。
「どうか、私の夫を天に召す時、私の目の前でゆるやかに穏やかに死なせてください。私は彼を看取りたいのです。」
新婚早々、考えることではないかもしれないけれど
私は、いつか来るその日を覚悟しておきたいのだ。
父は突然に逝ってしまった。
私も母も立ち会うことができなかった。
それが私には少しコンプレックスなのだと思う。
死に方は選べないけれど、祈る価値はあるだろう。
年上の夫を選んで結婚したのは私だ。
この人が私より先に死ぬだろうことはわかっているし、仕方ないことだと思う。
いつか必ず人は死ぬのだし。
覚悟はしている。
だから、でも、ちょっとくらい注文をつけさせていただきたい。
看取りたい!!!!!
夫を看取れた妻さんは幸せだったろうなと思う。
今、とても清々しく生きている夫なので、死ぬ時も清々しくいってほしい。
私はあなたを、愛と感謝で包んで、清々しく送り出したい。
そんなことを、本を読んで(まだ途中)思った。