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22歳専業主婦の日常

女子大生から専業主婦になったわたしとコメが栽培できる童貞SEの暮らしの記録

すごい人だなぁとしみじみ思った。

結婚が決まって、私は名前も変わって今までと違う町に住むことになった。知らない町の知らない家で暮らすことになった。

なんだか、人生激変だなぁと思ったら

すこし心細くなってしまった。

 

その時、わたしはいろんな変化の影響を受けるのはわたしばっかりじゃないかって思っていた。

 

 

でも、そんなことはないんだなぁと気が付いた。

彼の人生だって大きく変わっている。

ずっと一人で生きてきてこれからもそうするつもりだった人生にわたしを受け入れてくれた。

自分だけのお城だったお家に他人を受け入れて家の中を変えて行くことを決めてくれた。

 

 

それは、ものすごいことだ。

今までとは違う新しい人生が突然現れて、飛び込める大人はなかなか少ないと思う。それができる彼は本当にすごい。

 

彼と同じ年齢になった時、わたしは自分の人生をここまで変える選択ができるかな?今は若くて良くも悪くも向こう見ずで、自分の可能性を思い切り信じて生きられるけど、年齢を重ねてもそうあれるだろうか。すごく、難しいんじゃないかなって思うよ。

だから、彼のことを素直にすごいと思うしかっこいいなぁと改めて思う。

 

 

お互い、人生変えようって決めて、一緒にいるんだなぁ。

なーんだ、心細くなかった。

 

 

一人で変わって行くのだと思っていた時は、一歩前が暗くてこわいような気がしていたけど、

二人で歩くなら、この人となら、一寸先が闇だろうがなんだろうが、

 

石を削ってサラダ油を溜めてネアンデルタール人式のランプを作って、ティッシュをよじって作った灯芯に火を灯して明るくできる。

うん、大丈夫だね。

 

 

なんかあった時に安心して背中を任せられる最高の旦那さんである。

 

わたしはこの人の背中を預かるために、小銃みたいに太ごぼうを構えてささがきごぼうの弾をぶっ放そうと思う。

 

 

という訳で、

馬鹿みたいに見事にコケて、見事に捻挫して、見事に歩けなくなっている馬鹿ことプレ花嫁(?)であるわたしをよろしくね、かなめさん。

 

 

新居の様子レポート

バタバタしてましたので、久しぶりに書きます。

新居の様子をレポートしようと思います。

 

 

私が引っ越しで荷物を運び込んで最初にやったことを発表します。脱穀です。

もう一度言います。脱穀です。

 

 

何気なく開けた冷蔵庫はカビだらけで腐海のごとく瘴気に満ち溢れていました。

冷凍庫は虫がわいてました。

ちなみに冷却機能はとうに失ってるからこれはただのすこし保温機能の高い箱だよ!

もうこれだけで楽しいですよね。

 

 

テレビはアナログテレビ!もちろん映らない!

すごい!ここは博物館かな?

はい。楽しいですね。

 

 

洗濯機は今にも分解しそうなものすごい轟音を立てて動いているけど、脱水はできていないらしい!

すっご〜い!こわれてる〜〜!

はい。

 

 

冷蔵庫は引っ越しを控えている人に譲ってください乞食してます。

したがって3月下旬まで冷蔵庫なし生活!いぇーい!

なんだか、丁寧な暮らし?ミニマムな暮らし?みたいな?そんな感じでいいんじゃないですかね。はい。

 

 

洗濯機とテレビはリサイクル家電屋さんで買って来て本日設置して頂きました。

テレビは居間ではうつりませんでした!ありがとうございました!!!

暖房がないダイニングの隅(藁だらけ)でコードを押さえつけながらなら見られるそうです。電気屋さんありがとう!

接続できる口金を買うのが今日の目標です!

 

 

ダイニングキッチンは藁だらけ!

うわーい!たっのしー!!

藁の下で腐ったかぼちゃが床に張り付いてるのを見たときは一種の感動を覚えましたね。

 

 

もう、何も恐ろしくないね。

放し飼いにされてるゲジゲジの死体とかあったけど、冷静に葬れたもん。

 

 

玄関ですか?

すごいですよ。クワとか大物をどけてもらっておいたのにものすごい苦労しましたもん。

ここってもしかして外なのかなってくらい土が堆積してるんですよ。

なんかもうカツカツ土を削らなきゃいけないとことかあるの。

ピラミッドを掘り起こすエジプトの人の気持ちになった。

だってたまに宝出るんだもん。腐りかけた草履とかだけど

 

チャリンて音がしたらドラクエ的な感じでお金獲得できるし楽しいよ。

缶ジュースくらいは買えそうなくらい拾えた。

 

 

 

かなめさんのことだから、ガラスの破片とか自転車のタイヤとか分離した傘とかでも何かに活用する可能性を感じて迂闊に捨てられないじゃないですか。

律儀に整頓して保存しておきましたよ。

 

 

玄関が片付いた時、脳内で劇的ビフォーアフターの曲とナレーションが流れた。

本当に。

 

 

とりあえず、布団敷いて寝られて食事できるスペースがあるから満足してるけどね。

住めば都ですよまじで。

住んで都にならないほどひどい家とかないですよ、はい。

 

 

滝行とかより全然精神鍛えられるからみんな是非我が家に修行にきてほしい。まじ、精神と時の部屋

とりあえず、スリッパを用意しておきます。

 

今日は自分が履いているスリッパを脱いで業者さんに履かせるというキリスト者みたいなことをしました。

 

–右のスリッパを譲るなら左のスリッパをも差し出しなさい。

スリッパ二足しかないから業者さんが2人来たなら自分はトイレのスリッパを履きなさい。

 

その人は終着駅にいた。

駅前のコンビニが最近潰れて、明るい場所はチェーンの居酒屋とカラオケ屋だけになったわたしの最寄り駅。

そんな田舎町からでるための、

1時間に一本しかこない電車に乗って、ごとんごとんと1時間揺られた終着駅にその人はいます。

 

 

その人はちょっとだけ変わった人です。

女の人とはほとんど関わったことがなくて、一人穏やかに畑を耕して生きている人。

自分の興味のあることはとことん突き詰めるけど、それ以外は気にも留めない。

よく言えば、自分を持っている人で。悪く言えば、変人。

 

 

 

出会ったばかりの彼にわたしは、

あなたはわたしの旦那さん候補です、と高らかに宣告しました。 

10歳以上年の離れた小娘の口から出た戯言だと思ったことでしょう。

 

言い放ったわたしでさえ、よくわかっていませんでした。

 

後に紹介して頂いた彼のご友人に

彼の魅力によくぞ気付いてくれました。と言われたけれど、

付き合いたての頃は実はよくわかっていませんでした。

なんだか変なおじさんだけど、まあおもしろいかな、くらい。

彼の良さを実感しだしたのはしばらく経ってからのように思います。

 

出会った時は、なぜかわからないけれど、わたしの心のどこかが

この人だ。と言ったのです。

わたしは、

なるほど、そう言われるなら仕方あるまい。と身を任せてみただけなのです。

 

 

 

 

 

りゅうちぇるさんの情熱大陸で、ぺこちゃんがりゅうちぇるさんに出会った時のことを

「こんな(自分の考えをちゃんと持ってる素敵な)男の子が(現実に)おるんや。」

 

と思って、すぐに好きになったと言っていました。

 

わたしも彼のことを知れば知るほど、
ああ、こんな人が本当にこの世にいるんだぁ。と思います。
こんなにすてきな人がころんとこんなところにいるんだ。と思うのです。

 

白馬に乗って現れてないし、王子様という表現には疑問を感じざるを得ない年齢だけど、

その人は夢物語じゃなくて、

電車一本でいけるところにちゃんと存在しました。

飛び込むように乗った電車はちゃんと終点まで行ってくれました。

 

思えば、いままでいろいろと途中下車したりしてもみたけれど、わたしはなんとか終着駅にたどり着いたようです。

 

ここからの旅路はこの人と一緒に行くのです。

わたし一人ではこの終着駅までしか来られなかったかもしれないけれど、

この人とならターミナル駅でもあるこの駅で、乗り換えをして、もっと遠くまで行けるかもしれない。

 

そう思ったのです。

本が読めるなんてすばらしい!

最近、本当に最近になって、本が読めるようになってきた。

 

いや、本とか普通に読めるでしょ?って思うかもしれないけど

病気は本すら読めなくしてくれる。

一冊の本を集中して内容を理解する体力と気力を奪い去ってくれる。

知らない言葉で書かれた本なんじゃないかと思うくらい内容が理解できないし読み進められないのだ。

 

 

学生の身としては、本を読めないのは致命的で、大変苦しめられた。

レポートを書くにも研究発表の資料を作るにも参考文献を読み込まなきゃいけないのに本が読めない。

必死でなんとか一冊読み込んでも、他の人の2倍も3倍も時間がかかってる。

 

 

昔から本が大好きで、いついかなるときも本を抱え込んで歩いているような子だったのに。

旅行に行く時に一番時間をかけて選ぶのはお供の本だった。

ばかみたいに分厚い本をスーツケースに紛れ込ませたせいで怒られたこともある。

 

 

そんなわけで、本が読めないショックは大きかった。

 

文字も少ないし絵で内容がなんとなくわかる漫画とか絵本が私の読める限界の本だった。

 

 

というか、病気のきつい時は、テレビを見るのさえしんどかったので

本なんか読めるわけがなかった。

 

 

しんどかったなぁ。

読みたくて苦しいし、思うように読めなくて苦しいし。

なまけてるって思われてるんだろうなぁと思ってしまって、勝手に追い詰められて。

 

 

調子がいい時に、ほんの数ページ本が読めるだけで嬉しかった。

病気になる前はそんなの当たり前のことだったのに。

 

 

だから、本が読めるようになってきて、楽しくて仕方ない。

大学の図書館にあふれる面白そうな本にやっとありつけるから。

本の背表紙を見て面白そうだなぁってわくわくする気持ちがやっと帰ってきた。

 

 

なんて、ありがたいことだろう。

たったこれだけのことなのに。

 

 

本が読めるだけで世界が素敵だ。

だって、知らないことがたくさんあることを知ることができる。

すこしだけ遠くの世界に入り込める。

 

 

また、本が読めるようになってよかった。

めちゃめちゃかっこいいなぁと改めて思った。

学校辞める関連の話で、親戚にどちゃくそ嫌味を言われたというのを聞いて落ち込んでいた。

 

 

ぐったり寝ていた私をまず救ってくれたのは、先輩の言葉である。

この方は力のある言葉を持ったすばらしい人です。流石だなぁ、かっこいいなぁと思った。

 

 

そして、かなめさんもものすごい救い方をしてくれた。

「わしらはもう一国一城の主人と妻なのだから、自らのことはこちらで決めていく所存。口出し無用。」

とでも言おうと思ってたよ。なんて言うのだ。

 

 

おいおいすごいな。

一国一城とかスケールが違うな。

てか、なに時代なの?は?かっこいいかよ!?

 

 

 

でも、そう言われるとなんかすごく力が湧いた。

ああ、そうか。わたしそういう立場になるのか…

それなら一国一城のためにがんばらねば。と思えた。

 

 

住民2人の小さなお城だけど、しっかり守っていかなくちゃね。

 

今日は落ち込んでしまったけれど、私は案外したたかな女だった。

城を守るとなれば、しっかり戦える。

 

 

まずは、自分を守ることから始めよう。

 

家族だからって会いたくもない人に無理やり会う必要なんてないんだ。

他人でも一緒にいたいと思える人がいるところがあなたの居場所なのだ、と。

昨日のカルテットでそんな話をしていた。

 

そういうことなんだなぁ。

 

 

奴らもとりあえず今のところは敵ってことでいくけど、そのうち塩くらい送れる関係になるかもしれない。

ならなかったら、ゴリラに頼んでウンコを投げつけてもらおう。

 

そのぐらいの気持ちでいこう。

 

 

田舎のヤンキーの魂を再起動して、仁義なき戦いの第1章を開幕させてやろうじゃないか。

 

手始めに、仁義なき戦いの映画だかドラマだかをシーズン1から見ようかな?

城をあの手この手で守っていた城主のことを学ぶために大河や歴史小説も参考にしよう。

あ、孫子兵法とか読んだら役立つ戦術いっぱい載ってそうだな。今度借りてこよう。

 

 

うん。なんか、戦えそうな気がしてきた。

 

 

 

先輩はおっしゃった、

幸せな姿を思いっきり見せつけてぐうの音もでないようにしてやりなさい、と。

 

その通りですよね。幸せ爆撃で黙らせてやりたいと思います。

 

 

 

 

 

でも、念のためゴリラの生態も調べて、

いざという時にいつでもウンコ投げてもらえるようにしとこうと思う。

 

 

プロポーズの話

プロポーズって、男性が跪いて指輪ぱかーするものっていうイメージがあった。

 

最近も芸能人がそんな感じで結婚しましたよね。

 

 

 

私も、いつかはそうやってプロポーズされるものなのかなぁって思っていた。

 

幸いなことに、彼がそのうちプロポーズをしようと考えているだろうとはわかっていた。

 

 

 

でも、なんか、ここで、

私の中の田舎のヤンキーが顔を出す。

 

 

『思い立ったが吉日。』

『勝負は、"先手必勝"これに限る。』

 

ということで、

 

 

思い立った勢いで、私からプロポーズしてしまった。

いわゆる逆プロポーズというやつ。

 

 

なかなか、楽しかった。

世の中の男性はこんな緊張することをやってのけてんのかすごいなーって思いながら、お花を買って帰った。

緊張のあまりお花屋さんでは、軍隊の上官の質問に答えてる兵みたいな態度だった。

 

 

そんなに緊張していたはずだったのだが、夕飯を食べ終わったら途端に眠くなってしまい

会社の人とごはんを食べに行っていた彼が帰ってくるまでうとうと寝てしまった。

 

 

ばしっと膝をついて花を差し出す構想だったのだが、

眠すぎてまったく頭が回らなくて、

帰宅した彼に、机の上にある花は一体何なのと訊かれてやっと

 

「あ、プロポーズするんだったわ!」

と思って、

 

バラを差し出して、

「結婚してください」と言った。

かっこよく膝をつくはずが、上手くできなくて両膝ついて座ってた。

なにしろ、身体がふにゃふにゃするくらい寝起きで眠かったのだ。

 

「いいですよ」って言ってもらえて、「あーよかった」と思った。

 

 

「突然どうしたの?僕だってそのうちプロポーズするつもりだったので先を越されてしまったのですが」

という旨のことを尋ねられたので、

「勝負は先手必勝に限りますので」

というようなことを答えたら

 

「なにその、ヤカラみたいな発想!?」

と、驚かれました。

 

 

私も、びっくりです。

自分にこんなにも田舎のヤンキーの血が流れていたとは……

 

 

発想がヤンキーだし、眠いし、ふつうの部屋だし、BGMはしゃべくり7だったのでロマンチックのロの字もなかったけど

私のプロポーズは成功したようです。

 

 

女の子からプロポーズするのも、なかなかいいものです。

ゼクシィをそっと部屋に置いておくより、花をすぱーんと買ってきてすぱーんとプロポーズしてしまうと気がラクですよ。

 

うじうじプロポーズされるの待っているの大変じゃないですか。

とりあえず、私は待ってるのも面倒だしすぱーんといってしまおうと思ったのでやってしまいました。

 

女はプロポーズされるもの、とか誰が決めたんですか?

したいなら、すればいいのです。

 

って思ったんだ。夜露死苦

 

結婚式という妄想。

せっかくなので、ここらで結婚式について妄想しておこうと思った。

 

結婚という話題になると必ず結婚式の話もするし、よく考える必要があるなと思った。

 

 

ところが、いざ考え始めると

妄想をぶち壊す方向に進んだので妄想はちっとも楽しめなかった。

 

 

友達の結婚式に呼ばれる度に自分の結婚式の妄想をしていた。

こういう式にして、どんな衣装を着て、誰々を呼んでという具合に。

 

 

ところがどっこい、結婚が現実味を帯びてくると、なんか"ゼクシィ的価値観"に漠然とした違和感が湧いてきた。

というか、ゼクシィをきちんと読んでみたら違和感かな。

 

 

というわけで、

この機会に結婚について勉強しようと思い、図書館で結婚というワードに引っかかる書物を借りてきて、読み漁っている。

(私は本から知識を取り入れることを信頼しているのでたまにこういうことをする。)

 

 

はい。

とりあえず手始めにと読んだ、

『結婚の条件』と『結婚の才能』

同じ著者の本なのだが、見事に違和感を言葉にしてくれた。

 

その部分をざっくりまとめると、

多くの女子大生にとって、結婚とは結婚式のことである。

結婚式というショーをすることが結婚のゴールになっている。

それは、なんか違うくない?(結婚式のあとに続く日常生活が結婚なんだけどなぁ…)

 

娘は母親の願望が心の中に住み着いていて、それがあたかも自分の願望のようになっている。

周りのみんな(何人か)がこうしてるから私もこうするのがいいって思いがち。

 

 

みたいな感じ。

 

なるほど。

それな!!!!!!ってなった。

 

 

結婚式って、外箱の部分というか、あくまで通過儀礼だなぁと思った。

確かに、その後の生活の方が比重としては大事だと思う。私はね。

結婚式はしたいけど、ショーはしたくないなぁ…と思った。

 

後ね、結婚するってなったら、親とかがこんな結婚式が理想みたいなことを確実に言ってくると思うんですよ。確実に。

 

でもね、私は親の願望を叶えるためのお人形じゃない!!と反抗期の子供みたいなことを思いまして、自分の望むようにしたいなぁと思うのです。

 

 

一生に一度(予定)のことなのだから、内在化された他者(親、友人)の意思ではなく、自分の意思で決めたいなぁ…なんて、思うのです。

 

 

わがままっぽいけど、

周りが右を向けと言ったら右を向くんじゃなくて、

「右を向け」と言ってるのは誰なのか、右には何があるのかを考えて、どっちを向くかを決められる人に私はなりたいのです。