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22歳専業主婦の日常

女子大生から専業主婦になったわたしとコメが栽培できる童貞SEの暮らしの記録

アイドルちゃんが憎かった。

彼氏は地下アイドルが好きだ。

 

アイドルちゃんのCDやツーショットチェキが部屋にたくさんある。

 

 

気持ち悪いとは思わないけど、彼に好かれているアイドルちゃんに対して嫉妬というか憎い、という感情があった。

 

 

部屋においてあるチェキが、なにかの拍子に全部ゴミ箱に落ちればいいのになぁなんて思うこともあった。

CDを触るときは、細心の注意を払わないとうっかりケースごと叩き割りそうだった。

 

アイドルちゃんのツイートのリツイートが回ってくるとめちゃめちゃいらいらしていた。

 

 

 

なんだか、すごく、愛情の面でも劣位に立たされている感じがしていたし、

社会的評価的にも劣位に立たされている気持ちになっていた。

 

 

もともと、わたしは自尊感情が低くて劣等感にあふれている人間なので余計につらかった。

 

 

 

でも、今はそういう感情はかなり消えた。

 

いろいろと、考えたり話したりする中で感情の落とし所が見つけられたのだ。

 

 

 

ひとつめ、彼はアイドルちゃんに性的な感情を抱いていない。

だから、彼の性的な感情の対象はわたしなのである。性的な場面においてわたしは彼に求められている。これは、良い。

 

ふたつめ、アイドルちゃんはふつうに生身の人間だった、ということ。

当たり前なんだけどね。当たり前なんだけど、わたしはどこか彼女達の存在を神格化していたので、尊すぎて無理みたいな(?)気持ちだった。というか、映像や写真でしかみたことがなかったから、なんか絵空事みたいで気味が悪かったんだ。

 

実体を持って歩いたり喋ったりしているアイドルちゃんを自分の目でみたら、

「なんだ、人間じゃん。」ってこころがあっさりした。

畏れる必要がなくなったから、安心した感じ。

 

 

みっつめ、いらだつことがあったとしても自分を満足させられる報復を思いついた。

 

もしアイドルちゃんに対していらだつことがあったとしてもわたしは、平和的な方法がそのいらだちを解消することができる。

チェキを捨てたくなっても、大丈夫。

有効利用して、婚活女子の魔道書『ゼクシィ』の栞にでもすればよい。

結婚へのプレッシャーもかけられるし一石二鳥である。

CDを割りたくなっても大丈夫。

割る前にカラス除けにつるすことを考えて長めのひもを取り付ければよい。

カラスも避けられるし一石二鳥。

 

ツイッターでアイドルちゃんのツイートを眺めるのは、自分の身体に傷のつかない極めて安全な自傷行為になる。これは、大変素晴らしい。

 

 

よっつめ、彼と生活を共にしているのはわたしだし、彼の生活を作ることにわたしの方が関わっているということ。

 

彼の服を洗ったり干したり、食事を作ったりしているのはわたしなのだと思うと、肯定されている気分になれる。

なんだ、わたし花丸満点ではないか。

 

 

 

 

というかね、結局、

彼女達が宇宙一可愛くても、天使でも、尊くても、

 

彼の大切な人はわたしなのだ。それは、揺るがない。

それだけのことだった。

 

というわけで、わたしは彼がアイドルちゃんにいくらつぎ込んでいようと一向に構わない。好きにしたらいい。

 

もう、憎くない。彼女達の活躍を願っている。

 

 

まあ、チェキはいっぱいあるのでそのうちゼクシィの栞として活用していきたい所存。

今のところは、ちんこの像のお供え物にしている。嫌がらせのつもりは、(3割くらいしか)ないよ。

また後で話すけど、ちんこの像にはお供え物が必要だからね…