22歳専業主婦の日常

女子大生から専業主婦になったわたしとコメが栽培できる童貞SEの暮らしの記録

セフレ畑で育った野菜の背負う十字架

クリスマス終わったけど、十字架の話をする。

まあ、クリスマスに十字架にかけられたわけじゃないからいいよな?キリスト? 

 

わたしはセフレ畑で育成された野菜なので、幸せなカップルの恋愛みたいなのがあんまりわかっていなかった。

 

 

セフレ畑では

 

セックスの提供で身体が搾取され、

相手のことを好きになって付き合って欲しいと思っている気持ちを利用されるので恋心を搾取され、

と、肉体的にも精神的にも搾取される。

 

さらにその上、

連絡なしに家に行ってはいけないし、

彼の家に忘れ物落とし物は許されない。

来客があれば外に追い出され、夜中だろうが外で震えていることになる。

 

 

どんなに尽くしたって、相手が自分に心をかけてくれることなんてない。

 

 

これが、当たり前なのだ。

幸せなカップルの間とはちがってこの畑では搾取も奉仕も当たり前。

 

 

それが、当たり前のまま出荷された結果、

 

 

どんな理不尽にだって耐える滅私奉公野菜になった。

 

そこに病気が加わって、自尊心にダブルパンチである。

 

 

 

とにかく、わたしは自尊心がめちゃめちゃ低かった。

 

 

だから、そんなわたしを好きになってくれる人は神だった。尊かった。五体投地してた。

 

違和感とか嫌だなと思うところがあっても、そんなことを思うのは不遜であると考えて忘れ去った。

 

 

愛されるより愛したいんだからいいんだって思って、無茶苦茶に尽くして、そのくせ依存した。

 

 

この世界の神である彼氏は常に自分の生活の中心だった。

 

 

 

今にして思えば、育ちの悪い野菜である。

 

 

 

 

自分のことを大切に扱ってくれる人に出会って、一緒に過ごしていく中で少しずつではあるけど自尊心が育ってきた。

 

 

愛されたり大事にされたり、

同じことを相手に返したり、

 

尽くしまくったり依存したりじゃない関係というのがなんとなくわかってきた。

 

 

彼氏は教祖でも神でもないというのもわかった。

 

 

今までのわたしってなんとなくおかしかった

って気付けたことは大きかった。

 

 

そこから、周りの力を借りつつ、すこし変われたと思う。

 

野菜は育て直したり出来ないと思うが、人間は育て直されることも、自ら育て直すこともできるんだな、というのが最近の気付き。

 

 

とは言えまだまだ、卑屈になって自尊心がちぢむこともあるので、

クリスマスのこととか文章に書いてしまう程度には十字架を背負っているのが

 

本当に育て直してくれた人に申し訳ないです。ごめんな。

 

 

とりあえず、産地はともかく育成方法には自信がありますって言って売り出していこうと思うよ。